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10年間で360種以上の新種を発見 - インドネシア

  • 2006年12月20日 17:03 発信地:インドネシア
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写真はボルネオの森で見つかった、不思議な肉食動物。(c)AFP/WWF-INDONESIA

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【ジャカルタ/インドネシア 20日 AFP】ボルネオ( Borneo)島では毎月のように、新種の昆虫や動物、植物が発見されているという。しかし一方では、世界自然保護基金(WWF)は材木伐採やアブラヤシ農園開発が、ボルネオ島の繊細な自然環境が脅かされていると警鐘を鳴らしている。

■数々の不思議な生物が

 WWFインドネシア事務局のムバリク・アーマッド(Mubariq Ahmad)事務局長はAFPの取材に対して、「1994年から2004年までに、361種の新種が発見されている。昆虫260種、植物50種、カエル7種、トカゲ6種、淡水魚30種、カニ5種、ヘビ2種、そしてヒキガエル1種だ」と説明。

 発見された新種には、粘液を出す毒ガエル、陸上を歩き回るナマズ、透明なナマズなどもいるという。それだけではない。ボルネオ島のオランウータンはスマトラ島に生息するオランウータンとは別種であることが判明。またボルネオ・ピグミー・エレファントも近年、他の亜種とは別種に再分類された。

■熱帯雨林を失うことは、地球全体の悲劇

 WWFインターナショナルは2004年、インドネシア、マレーシア、ブルネイの3国にまたがる2200万ヘクタールの熱帯雨林を「Heart of Borneo」と名付け、同地域の保全を目指すHeart of Borneoプロジェクトを打ち出した。アーマッド事務局長は「一番の脅威はアブラヤシ農園の開発と、材木伐採だ。一時的な営利目的ではなく、持続的な開発が可能になるよう、開発業者に働きかけていきたい」と意気込みを語る。

 ゴムやパーム油、パルプなどの生産目的で広範囲にわたって森林が伐採されてきた経緯がある。インドネシア、マレーシア、ブルネイの3国は「Heart of Borneo」の保全で合意し、持続的な開発に向けて2007年の早い時期にも正式に調印する見込みだ。

 WWFは語る。「Heart of Borneoを失うことは、ボルネオ島だけでなく、アジアにとっても、ひいては地球全体にとっても受け入れがたい悲劇である」

 写真はボルネオの森で見つかった、不思議な肉食動物。(c)AFP/WWF-INDONESIA

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