写真は同日、NCARが発表した北極圏の氷のシミュレーション結果。この気象モデルは「コミュニティー気象システムモデル(Community Climate System Model、CCSM)」と呼ばれている。(NCAR提供)(c)AFP/NCAR
【ボールダー/米国 13日 AFP】北極圏の氷が、これから数十年間で消滅する恐れがある。国立大気研究センター(National Center for Atmospheric Research、NCAR)は12日、気象モデルによる北極圏の氷のシミュレーション結果を公表した。写真左は2006年9月時点における北極圏の氷の様子で、数十年以内に氷が大幅に縮小する可能性のあることを示している。温室効果ガスの排出量が大幅に削減されない限り、写真右のとおり2040年9月までには、北極圏の海からは氷の大部分が消失すると見られている。NCARとカナダのマクギル大学(McGill University)の共同研究チームが行ったシミュレーションでは、例年、新たな氷が形成され始める前の9月時点で溶けずに残っている氷の面積は、10年以内に約590万平方キロメートルから約190万平方キロメートルまで大幅に縮小するとの結果が出ている。写真は同日、NCARが発表した北極圏の氷のシミュレーション結果。この気象モデルは「コミュニティー気象システムモデル(Community Climate System Model、CCSM)」と呼ばれている。(NCAR提供)(c)AFP/NCAR