写真はプレジデンテ・インターコンチネンタル・ホテル(Presidente Intercontinental Hotel)近くの海岸で15日、同ホテルの宿泊客と観光客たちにヒメウミガメの赤ちゃんを手渡す、ふ化場の地元専門家と職員。(c)AFP/Paul J. Richards
【サンホセ・デル・カボ/メキシコ 19日 AFP】バハカリフォルニアスル(BCS)州のサンホセ・デル・カボ(San Jose del Cabo)では、生物学者の先導によってヒメウミガメ(Olive Ridley、Golfina)の保護プログラムが行われている。参加したメンバーたちは、自然の営巣で産卵している雌のウミガメを見つけるために夜間パトロールを行い、発見した雌のウミガメには、認識用のタグを付けて海に帰す。一方、海岸に産み落とされた卵は安全なふ化場に移される。このプロセスを取ることによりふ化の確率は数段上がり、 同ウミガメのふ化の最盛期である毎年10月には、地元住民や観光客たちの手を借りて、約3万匹のヒメウミガメの赤ちゃんが海に帰される。残念ながら海に帰されるヒメウミガメで生き残るのは1000匹に1匹だが、地元の20以上のホテルの協力と共に、メキシコ政府による援助によって、ふ化の確率は著しく向上している。毎年同じ産卵場所に戻ってくる雌のウミガメは、1年で最高5か所の営巣地を持ち、1回の産卵で約100個の卵を産む。写真は15日、ふ化したヒメウミガメの赤ちゃんを手にする子どもたち。(c)AFP/Paul J. Richards