【12月1日 AFP】米歌手レディー・ガガ(Lady Gaga)が米誌ヴァニティ・フェア(Vanity Fair)の表紙を飾ることになり、インタビューにも答えた。いつも率直に話すガガは今回、「男性と一緒にいる幸せが分からない」と話した。

 ガガを撮影したのは写真家アニー・リーボヴィッツ(Annie Leibovitz)。真っ赤な衣装に大きな帽子を合わせたスタイルで表紙を飾っている。誌面に掲載する写真も撮影された。コインランドリーで毛皮を洗っている写真、ゴールドのドレスでホットドッグを食べている写真、全裸モデルになったガガを歌手トニー・ベネット(Tony Bennett)が描いている写真などがある。

「恋人から本当に大事にされていると感じたことがない。男性と一緒にいる幸せが分からない」

 ガガはこのように語り、一生シングルかもしれないとほのめかした。恋人とけんかになると、ファンがそんなけんかをどう思うだろう、私の作品をどう感じるだろう、私を女性としてどう思うだろうと考え、恋人とは別れてしまうという。

 また、相手が自分と同じようにクリエイティブだと、いつも決まった別れ方になることも明かした。

「最初はいいの。魅力を感じるわ。だけど最後には嫌われてしまう。たとえばピアノに向かって、即興で曲を書いて演奏すると、私がとても速くいとも簡単に曲を書き上げたように見えるから、相手は機嫌が悪くなってしまう。でもこれが私だもの。謝らないわ」

 そしてある男性に、「君は想像できないほど大きな家で1人で死ぬよ。お金とレコードに囲まれて、1人で死ぬのさ」と言われたことも明かした。(c)AFP