【6月26日 AFP】25日に急死した米人気歌手マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)さん(50)の友人で、かつてプロデューサーを務めたタラク・ベン・アマール(Tarak Ben Ammar)氏は26日、ジャクソンさんは「いかさま医師ら」のせいで死に追いやられたと述べ、ジャクソンさんが生前に頼っていた主治医らを痛烈に非難した。

 仏ラジオ「ヨーロッパ1(Europe 1)」とのインタビューで、アマール氏は、「主治医たちはジャクソンさんが心気症であることを利用し、彼の顔をめちゃくちゃにしたうえ、鎮痛剤を与え続けた」と批判。「マイケルは心気症だったのに、取り巻きのやぶ医者どもが隠したんだ。数千ドルもする薬やビタミン剤を処方して、マイケルから金を巻き上げ続けるためにね」と述べ、ジャクソンさんが心臓発作で死亡したのは、主治医らがありとあらゆる種類の薬をジャクソンさんに投与したせいだと主張した。

 アマール氏によると、ジャクソンさんは睡眠薬を常用していた。だが、違法薬物を使用しているところは、一度も目撃していないという。(c)AFP