【3月6日 AFP】米俳優・コメディアンのロビン・ウィリアムズ(Robin Williams、57)が、現在行っているスタンダップコメディーの米国ツアーを中断し、心臓手術を受けることになった。ウィリアムズの広報担当が5日、発表した。

 ウィリアムズは先日、予定されていたフロリダ(Florida)州での公演を延期すると発表していた。しかしこの日、新たに、心臓手術を受けること、約20回の公演を5月に延期することが明らかにされた。

「皆さんのサポートと善意を心からありがたく思っている。このツアーはとてもおもしろい。少し調整して、舞台に戻ってくることを楽しみにしている」ウィリアムズはこんなコメントを出した。

 手術の日程と場所については明らかになっていないが、マイアミ・ヘラルド(Miami Herald)紙は、ウィリアムズはマイアミ(Miami)市内の病院に入院していると伝え、ロサンゼルス・タイムズ(Los Angeles)紙は、ある病院の集中治療室に入っていると報じている。

 ウィリアムズのツアー「Weapons of Self-Destruction」は米国80都市を回るもので、昨年9月にスタート。ウィリアムズの公式ウェブサイトによれば、チケットは完売しているという。

 ウィリアムズは俳優としても活動。アカデミー賞では、『グッド・ウィル・ハンティング(Good Will Hunting)』(1997年)で助演男優賞を受賞したほか、『グッドモーニング、ベトナム (Good Morning Vietnam)』、『フィッシャー・キング(The Fisher King)』、『いまを生きる(Dead Poets Society)』で3度ノミネートされている。(c)AFP