【11月4日 AFP】米俳優レオナルド・ディカプリオ(Leonardo DiCaprio)さんが3日、主演映画『ワールド・オブ・ライズ(Body of Lies)』のPRのために訪れたパリ(Paris)で、米大統領選挙の民主党指名候補バラク・オバマ(Barack Obama)上院議員の勝利を祈っていると語った。

「今のような時代にアフリカ系米国人の大統領が選ばれることは、アメリカにとって真の理想であり、夢だ」と話すディカプリオさんは、オバマ氏を「偉大なポリシーと偉大な知性を備えた、自分のことをよくわかっている人物」と称賛。「オバマ氏はわれわれが求める劇的な変化をこの国にもたらしてくれると思う。世界中の人たちと同様に私もオバマ氏の勝利を祈っている」と語った。

 ディカプリオさんはインタビューで、『ワールド・オブ・ライズ』で演じたテロリストを追うCIAエージェント役について述べた後、「こんな風に情勢が不安定な世界では、ほとんどの国がオバマ氏を応援している」と続けた。

 2007年の『The 11th Hour』に引き続き環境問題をテーマにした新作に取りかかっているというディカプリオさんはさらに、「現大統領以下の環境政策なんてあり得ないだろう」と語った。(c)AFP