【7月15日 AFP】(一部更新、写真追加)「2008ミス・ユニバース(Miss Universe 2008)」世界大会の最終選考会が14日、ベトナム・ニャチャン(Nha Trang)のクラウン・コンベンションセンター(Crown Convention Center)で開催され、ミス・ベネズエラのDayana Mendozaさん(22)がミス・ユニバースの栄冠に輝いた。

 最終候補者の5人にはそのほか、コロンビア、ドミニカ共和国、ロシア、メキシコの代表者が選ばれていた。

 3か国語を話すというMendozaさんは最終候補者への質問で、男女の違いについて問われたとき、次のように答えている。「男性より女性のほうがある地点までたどり着く最も早い方法を知っています。男性は、まっすぐ進むことだと考えますが、女性は曲がり道を進むことを考えますから」

 司会を務めた米トーク番組の司会者ジェリー・スプリンガー(Jerry Springer)に、ミス・ユニバースとして名前を呼ばれた瞬間、黄色のドレスをまとったMendozaさんの目からは喜びの涙が溢れていた。

 Mendozaさんは賞金と、靴、ドレス、化粧品などが入ったギフトバッグを獲得し、ニューヨーク(New York)の豪華な部屋に住み、1年間ミス・ユニバースとして世界中で活動を行う。

 学校、地方の村、そして刑務所でも美人コンテストが行われるというベネズエラは、これまで4人のミス・ユニバースと5人のミス・ワールド(Miss World)を輩出した「美人コンテスト界の超大国」と考えられている。(c)AFP