【6月12日 AFP】米経済誌「フォーブス(Forbes)」が選ぶ「世界のセレブ100人」の1位に、米国のテレビ司会者オプラ・ウィンフリー(Oprah Winfrey、54)が選ばれた。同誌電子版が11日、発表した。

 フォーブスの「セレブ番付」は、過去12か月間の収入、インターネット検索エンジンでの検索回数、新聞やテレビ、セレブ専門誌などで報道された回数に基づいて決定された。
 
 2位にはプロゴルフ選手のタイガー・ウッズ(Tiger Woods)、3位には女優のアンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie)がランクインした。

 同誌によれば、ウィンフリーの2007年6月から2008年同月までの収入は2億7500万ドル(約294億円)、ウッズは1億1500万ドル(約160億円)だったという。ジョリーの収入は1400万ドル(約15億円)と2人に比べれば低いが、ウェブサイトの検索数ではトップで、全体で3位に入った。
 
 4位は歌手のビヨンセ(Beyonce)で、収入は8000万ドル(約85億6000万円)、ウェブヒット数では3位。3ランク下には、夫でヒップホップ・スターのジェイ・Z(Jay-Z)が7位に入り、夫婦そろってのベスト10入りとなった。

 5位は、英サッカー選手デビッド・ベッカム(David Beckham)。米メジャーリーグサッカー(Major League SoccerMLS)のロサンゼルス・ギャラクシー(Los Angeles Galaxy)への移籍金がきき、収入5000万ドル(約53億5000万円)でトップ10入り、6位の俳優ジョニー・デップ(Johnny Depp)をおさえた。

 8位は、2007年の再結成ツアーを成功に収めた英国のロックバンド「ポリス(The Police)」。「ハリー・ポッター(Harry Potter)」シリーズの著者J・K・ローリング(J.K. Rowling)は収入のみでは飛び抜けてトップの3億ドル(約321億円)で、全体で9位だった。

 10位には、ジョリーのパートナーでもある俳優ブラッド・ピット(Brad Pitt)が入った。

 全体では、マドンナ(Madonna)、ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)、エルトン・ジョン(Elton John)、トム・クルーズ(Tom Cruise)などセレブ番付常連の有名人がトップ10からこぼれた点も目立った。(c)AFP