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『デスパレートな妻たち』で差別表現、制作者側がフィリピン政府に謝罪

  • 2007年10月04日 14:49 発信地:マニラ/フィリピン
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2006年8月5日、『デスパレートな妻たち(Desperate Housewives)』シーズン2のDVD発売記念イベントに出席した女優のテリー・ハッチャー(Teri Hatcher)。(c)AFP/Getty Images Mark Davis

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【10月4日 AFP】米ABC局の大ヒットドラマ『デスパレートな妻たち(Desperate Housewives)』の内容に、フィリピン人医療関係者に対する差別表現があったとして、4日に同ドラマの制作者側が謝罪した。

 問題となったのは、先週末に放映された、スーザン・メイヤー(Susan Mayer)役のテリー・ハッチャー(Teri Hatcher)が医師と相談している場面で、ハッチャーが「フィリピンの医学校出身じゃないことを確かめたいから、卒業証書を見せてくれない?」と尋ねる部分。これに対しフィリピン政府当局が「人種差別的中傷」だと抗議、同ドラマの制作者に謝罪を求めた。これを受けて、その翌日ABC側は謝罪文をフィリピンのテレビ局ABS-CBN米国支局に送った。

■フィリピン国内で謝罪文を放送

 フィリピンで4日にニュースチャンネルANCによって放送された謝罪文には、「ドラマ制作者とABCはドラマのシーンが引き起こしたすべての不快感に対し、心から謝罪いたします。フィリピンの医療業界のいかなる側面をも傷つけようとする意図はございませんでした」と述べられている。さらに、「ABCは番組内で取り扱われるすべてのコミュニティーのイメージを慎重に、敬意を払って示していく意向です」とされている。

■フィリピン人医療関係者が多い米国

 フィリピン紙「インクワイアラー(Philippine Daily Inquirer)」の電子版は3日、フィリピン政府当局が謝罪を求めていると報じた。同紙によると、政府関係者のEduardo Ermita氏は、同ドラマの制作者及び放送局のABCに謝罪を求めるかと尋ねられ、「フィリピンの医療関係者のためにそうすべきでしょう。これは人種差別的な中傷だと言えます。米国内にはフィリピン人医療関係者が多数いますが、数の割合からすると非常に見下されています」と語った。
 
 この出来事はフィリピン国内だけでなく、医療関係者の多い米国在住のフィリピン人コミュニティーでも大きな議論を巻き起こしているという。(c)AFP

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