【7月28日 AFP】飲酒・薬物使用運転の罪に問われていたニコール・リッチー(Nicole Richie、25)被告の公判が27日に行われ、禁固4日などの判決が下された。リッチー被告は自ら罪を認めた。

 司法関係者によれば、カリフォルニア(California)州グレンデール(Glendale)地裁は禁固刑に加え、2048ドル(約25万円)の罰金の支払いを課すとともに、保護観察処分3年を言い渡した。さらにアルコール・薬物依存治療プログラムへの参加も命じた。

 芸能ニュース専門サイトTMZ.comによれば、9月28日までに刑務所で服役することになるという。

 リッチーは2006年12月11日、ロサンゼルスの高速道路を逆走し、通報で駆けつけた警官に逮捕された。現場で行われた検査で飲酒が発覚。このとき、鎮痛剤Vicodinを服用しマリファナを吸引したことを、警官に明かしたと伝えられている。

 この後、飲酒・薬物使用運転の容疑で起訴された。
 
 同被告は歌手ライオネル・リッチー(Lionel Richie)の娘で、リアリティ番組『The Simple Life』で共演したパリス・ヒルトン(Paris Hilton)の友人でもある。現在、第一子を妊娠中。パリスは飲酒運転での保護観察期間中に無免許で運転した罪で、6月に23日間、刑務所に収監されている。(c)AFP