【8月2日 AFP】食道がんの手術と治療のため7か月間にわたって休養していた指揮者の小澤征爾(Seiji Ozawa)さん(74)が1日、長野県山ノ内町で記者会見し「第2の人生」の始まりを宣言した。

 小澤さんの事務所によると、小澤さんは同日、同地で若手演奏家たちと練習で現場復帰した。

 記者会見で小澤さんは、「今、指揮できることが夢みたい」と喜びを表現。「体力は戻っていない。やせているし、食べ物も少ししか食べられない」としつつ、「今日が第2の人生の第1日目」と語った。

 小澤さんは9月5日、サイトウ・キネン・フェスティバル松本での指揮で正式に復帰する予定。(c)AFP