【3月12日 AFP】英ロックバンド、ピンク・フロイド(Pink Floyd)がアルバムの収録楽曲のインターネットでの個別販売をめぐって英音楽レーベル大手EMIを訴えていた裁判で11日、ピンク・フロイド側が勝訴した。

 英高等法院は、EMIとピンク・フロイドとの契約の中に、「アルバムとしての芸術的な完全性を保持する」ことを定めた条項があることを指摘。この制限に基づいて、EMIはアルバムに収録された楽曲についてはバンドの承諾なしに1曲ずつ個別に販売することはできないと認定した。(c)AFP