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バチカン紙がジョン・レノンの「失言」に寛大な記事、伝説的アルバム発売から40年

  • 2008年11月22日 19:07 発信地:パリ/フランス
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妻オノ・ヨーコ(Yoko Ono)との共同映画作品『Apotheosis』と『The Flu』を上映したフランスのカンヌ映画祭で撮影に応じる元ビートルズのジョン・レノン(1971年5月17日撮影)。(c)AFP

【11月22日 AFP】ビートルズ(The Beatles)の通称「ホワイトアルバム(White Album)」(正式タイトル『ザ・ビートルズ(The BEATLES)』)発売から40年になることを記念して、21日のローマ法王庁が発行する日刊紙「オッセルバトーレ・ロマーノ(L'Osservatore Romano)」がこのアルバムについて長文の記事を掲載した。

 伝説的な2枚組アルバムがこの世に出されたのは、4人組ビートルズの影響力と人気が絶頂を極めていた1968年11月22日。同紙は21日の記事の中で、このアルバムは「才能にあふれた」バンドの「マジカル・ミュージカル・アンソロジー(魅惑的な名曲集)」だと称賛した。

 しかし、法王庁の新聞だけに、記事はジョン・レノンがキリスト教を皮肉った1966年3月の発言で始まった。当時レノンは英新聞のインタビューで「キリスト教はなくなる。しぼんで消えるだろう。今やキリストよりも、僕らのほうが人気がある」と述べた。

 同紙はこのコメントについて「当時は激しい憤りを招いた言葉だったが、今日では、英国の労働者階級の若者が思いもしなかった成功に酔い、つい口をついて出たジョークに聞こえる」と寛大な論調で評し、ビートルズの真の才能は「その真骨頂である、人を陶酔させるような軽快感あふれるポピュラー・ソングを作り出した、比類なき能力にある」と絶賛した。

 さらに「今日、レコーディングはとりわけ標準化が進んでステレオタイプ化し、ビートルズの創造性に遠く及ばないものになってしまった」と音楽界の現状を嘆いた。(c)AFP
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