2008年2月26日、北朝鮮の首都平壌(Pyongyang)万寿台(Mansudae)講義堂の故・金日成(キム・イルソン、Kim Il-Sung)主席の銅像。(c)AFP/Mark RALSTON
【2月26日 AFP】米国の名門オーケストラ、ニューヨーク・フィルハーモニック(New York Philharmonic)による初の北朝鮮公演が26日夜、平壌(Pyongyang)で始まった。
会場の東平壌大劇場(East Pyongyang Grand Theatre)を埋めた1500人の観客を前に、コンサートは米朝両国の国歌で幕を開けた。米国務省の後援を受けており、北朝鮮と世界各国にテレビで生中継された。
2002年にジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領が「悪の枢軸」と名指しで批判した北朝鮮を、米国の音楽家が大勢で訪問するのは初めてのこと。今回訪朝した団員は総勢106人で、米国からの訪朝団としては、過去最大の規模となった。
90分間の演目には、ジョージ・ガーシュイン(George Gershwin)の「パリのアメリカ人(An American in Paris)」やアントニン・ドボルザーク(Antonin Dvorak)の交響曲第9番「新世界より(From the New World)」、リヒャルト・ワーグナー(Richard Wagner)の「ローエングリン(Lohengrin)第三幕への前奏曲」などが予定されている。
ニューヨークフィルは米国で最も古い伝統を持つオーケストラで、今回の平壌公演が緊迫する米朝関係の改善に貢献する音楽外交となるよう期待している。
米朝は、1950-53年の朝鮮戦争を休戦協定で終結させたことから、法的には交戦状態にある。(c)AFP



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