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北京ポップ・フェスティバル、人気バンドが参加し盛大に開催

  • 2007年09月11日 15:04 発信地:北京/中国
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2007年9月8日、「北京ポップ・フェスティバル(Beijing Pop Festival)」で、観客が歓声を上げる中、手すりを押さえる警備員。(c)AFP/Frederic J. Brown

【9月11日 AFP】中国・北京(Beijing)の野外音楽フェスティバル「北京ポップ・フェスティバル(Beijing Pop Festival)」が朝陽公園(Chaoyang Park)を会場に、8日から2日間にわたって開催された。

 3年目を迎えた今回の参加バンドは、ナイン・インチ・ネイルズ(Nine Inch Nails)、ニューヨーク・ドールズ(New York Dolls)、パブリック・エネミー(Public Enemy)、マーキー・ラモーン(Marky Ramone)に加え、以前、北京での大規模野外コンサートの出演は禁止されていた中国のロックミュージシャン、ツイ・チエ(Cui Jian、崔健)などの豪華顔ぶれ。2008年の北京五輪に向け、開放性をアピールするため、話題のバンドが登場した。

 中国では、国家権力に楯突くと考えられるものについては、政府がすべて干渉してきたため、音楽についても制限または禁止策が取られてきた。しかし近年は、徐々にではあるが確実に、ロック音楽が主流の一部になりつつある。8日、パブリック・エネミーのフロントマン、チャック・D(Chuck D)が政治的内容のラップを披露した際にも、警官はただ立っているだけだった。

 NBAヒューストン・ロケッツ(Houston Rockets)に所属するヤオ・ミン(Yao Ming)のジャージを着て登場したチャック・Dは、「国民には声がある。国民は選択肢が欲しいんだ。俺たちには言論の自由がある。権力を崩壊させ、時の権力者と戦うんだ」と語ったが、その間も、飛びはね、チャック・Dとともに歌う大勢の観客を、警備員はただ監視していた。

 ラモーンズ(The Ramones)のファンが多い北京で、熱烈な歓迎を受けたマーキー・ラモーンは「みんな、落ち着くんだ。毎年、このフェスティバルをやりたかったら、冷静になるんだ」と語った。

 さらに、過去に中国の検閲当局ともめた『Balls Under the Red Flag』や『Power of the Powerless』などの曲を披露したツイ・チエの登場にも、歓声が上がった。

 ニューヨーク・ドールのフロントマン、デビッド・ヨハンセン(David Johansen)も、その「グラマー」で「低俗的」なロックスタイルで、北京でも崇拝されている。

 ニューヨーク・ドールのオリジナルメンバーでギタリストのシルヴェイン・シルヴェイン(Sylvain Sylvain)は「中国のロックにとって、このフェスティバルは大きなステップになると思うぜ」と語った。

 そのほかにも、中国のインディーズバンド数十組、ロシアのMumiy Troll、スウェーデンのマンドゥ・ディアオ(Mando Diao)、日本のRa:INRize、ドクホリデイ&アパッチトレイン(Doc Holiday and the Apache Train)なども参加。

 中国音楽のプロモーション活動を20年にわたり行っている米国人音楽プロデューサーのケニー・ブルーム(Kenny Bloom)氏は、「たくさんのバンドとたくさんのファンが集まった、中国の音楽界にとっては初めてのイベントです。この20年間、ファンとミュージシャンは互いを捜し求め、今、彼らは互いを見つけたのです」と語った。(c)AFP/Robert J. Saiget
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