【7月28日 AFP】スウェーデン人作家スティーグ・ラーソン(Stieg Larsson)氏の「ミレニアム(Millennium)」3部作の第1部を同国が映画化した『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女(The Girl With the Dragon Tattoo)』がハリウッド(Hollywood)でリメイクされることになり、ダニエル・クレイグ(Daniel Craig)の主演が決まった。ソニー・ピクチャーズ(Sony Pictures)の関係者が27日、明かした。

 クレイグは、ジャーナリストのミカエル・ブルムクヴィスト(Mikael Blomkivs)を演じる。撮影は既に始まっていて、クレイグはハリソン・フォード(Harrison Ford)と共演する『Cowboys and Aliens』の撮影が終わり次第、数か月以内にクランクインするという。

 監督は、『セブン(Seven)』、『ゾディアック(Zodiac)』、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生(The Curious Case of Benjamin Button)』などのメガホンを取ってきたデヴィッド・フィンチャー(David Fincher)。

 報道によれば、クレイグは『ミレニアム2 火と戯れる女(The Girl Who Played with Fire)』、『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(The Girl Who Kicked the Hornets' Nest)』のリメイク版にも出演する可能性があるという。

 スウェーデン版は、日本では今年1月に第1作が公開され、第2、3作は9月に公開される。(c)AFP