【3月23日 AFP】第4回アジア・フィルム・アワード(Asian Film Awards)の授賞式が22日、香港(Hong Kong)で開催された。今年は37本の作品が14の賞を競いあったが、作品賞、監督賞、主演賞などの主要部門を中国と韓国が独占した。

 作品賞を受賞したのは韓国の『母なる証明(Mother)』。同作品に主演したキム・ヘジャ(Kim Hye-ja)は、中国のリー・ビンビン(Li Bingbing)、日本の松たか子(Takako Matsu)を破って主演女優賞を獲得した。

 監督賞は、『南京!南京!(City of Life and Death)』の陸川(Lu Chuan)監督に、主演男優賞は、『Bodyguards and Assassins』の王學圻(Wang Xueqi)に贈られた。

 アジア・フィルム・アワードは2007年に創設された。第2回までは韓国作品が優勢だったが、昨年は日本が5冠に輝いている。(c)AFP/Polly Hui