米サンダンス映画祭(Sundance Film Festival)に出席した映画『パラノーマル・アクティビティ(Paranormal Activity)』の出演者と監督。(左から)主演のミカ・スロート(Micah Sloat)、ケイティー・フェザーストン(Katie Featherston)、オーレン・ペリ(Oren Peli)監督(2008年1月18日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Frank Micelotta
【2月9日 AFP】低予算映画にもかかわらず米国をはじめ各国でヒットしているホラー映画『パラノーマル・アクティビティ(Paranormal Activity)』について、子どもたちを怖がらせているとしてイタリアの政治家や関係団体の間で騒動に発展している。
同国の救命救急センターの職員は、通信社ANSAに対し、「6日、30分以上続くパニック発作が数回報告された」という南部のナポリ(Naples)を中心に数十件の通報があったと話した。中には、14歳の少女が麻痺状態で病院に運ばれたケースもあったという。
イニャツイオ・ラルッサ(Ignazio La Russa)国防相は映画公開前の4日、2週間前から『パラノーマル・アクティビティ』の予告編がテレビで断続的に放映され、多くの子どもたちをおびえさせていると話した。
「困ったことだ。7歳の息子が『パパ、恐いよ』と言ってきたので気がついた」
また、子どもに関する委員会のアレッサンドラ・ムソリーニ(Alessandra Mussolini)委員長は、同作品には非常に苦痛を伴う内容が含まれ、少年少女の間にパニック発作や精神的な問題を引き起こしていると語った。
「現時点で上映を禁止することはできないと思うが、子どもたちに及ぶ危険性について保護者にどう通知するか調べる必要がある」
一方の保護者たちは、米国、英国、ドイツ、オランダなどでは観覧に年齢制限が設定されていることに言及し、イタリアでも18歳未満の観覧禁止を求めている。
製作費わずか1万5000ドル(約130万円)の同作品は、前週末にイタリアで公開され、365万ユーロ(約4億5000万円)の興行収入を記録した。1館当たりでは『アバター(Avatar)』を上回っている。
同作は、家の中で起こる超常現象を突き止めようとする若いカップルがビデオカメラで生活を撮影するというもの。1999年のヒット作『ブレア・ウィッチ・プロジェクト(The Blair Witch Project)』のようなスタイルで作られている。(c)AFP










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