【5月17日 AFP】第62回カンヌ国際映画祭(Cannes Film Festival)で16日、ベルギー人のグループが一糸まとわぬ姿で自転車に乗って会場内を走り抜け、レッドカーペットのスターたちを見ようと詰めかけた群衆を仰天させた。

 この珍事を引き起こしたのは、ベルギーのFelix van Groeningen監督と俳優4人。自転車に乗って春の暖かな日差しの中を疾走し、同監督が手がけた映画『La Merditude des Choses』の1場面を再現したのだという。

 この作品は大酒飲みの兄弟の姿を10代の若者の目を通して描いたコメディーで、カンヌ国際映画祭と平行して行われる監督週間(Directors' Fortnight)の出品作の1つとして、16日に同地でプレミア上映された。(c)AFP