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M・ムーア監督、新作をネットで無料公開

  • 2008年09月08日 17:46 発信地:ロサンゼルス/米国
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トラバース・シティ映画祭(Traverse City Film Festival)で行われたドキュメンタリー映画『I Am Because We Are』の上映会に出席したドキュメンタリー映画監督のマイケル・ムーア(Michael Moore、2008年8月2日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Bill Pugliano

【9月8日 AFP】ドキュメンタリー映画監督マイケル・ムーア(Michael Moore、54)の新作『Slacker Uprising』が、9月下旬からインターネットで無料公開される。ムーア監督が5日、自分のウェブサイトで発表した。

『ボウリング・フォー・コロンバイン(Bowling for Columbine)』や『シッコ(Sicko)』など米映画史上、ドキュメンタリーとしての興行成績トップ5のうち3作品を手掛け、アカデミー賞受賞歴もあるムーア監督の新作は、2004年の大統領選挙で接戦を繰り広げた州の62都市で、若い有権者の動向を監督自身が追いかけたもの。上映時間は97分。

 ムーア監督によれば、長編作品が劇場やテレビではなくインターネットで封切りを迎えるのは史上初めて。『ロジャー&ミー(Roger & Me)』以来、ムーア監督がドキュメンタリー映画制作に携わり今年で20年を迎えた。その記念にファンへの感謝を込めて無料公開するという。

「20年にわたって私の作品をとても多くの人に見てもらい、非常に感謝している。皆さんのサポートへの深い感謝のしるしとして、私の作品のファンが無料で見られる映画を作ろうと考えた」(ムーア監督)

 この作品は9月23日から3週間、「SlackerUprising.com」上で米国居住者ならば誰でも無料でダウンロードできる。200万ドル(約2億2000万円)の制作費がかかっているが、配信を担当するBlipTVBrave New Films、そしてムーア監督が得る利益はないという。

 ムーア監督は、この作品を見た若者には11月4日の大統領選で投票してほしいと語る。「この映画の見返りとして我々が望む唯一のものは、11月の選挙で若い有権者たちの投票率が過去最高となることです」。(c)AFP

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