【9月1日 AFP】「ハリー・ポッター(Harry Potter)」シリーズを手掛ける米映画会社ワーナー・ブラザーズ(Warner Brothers)が、同シリーズと酷似したタイトルの映画『ハリ・プッター:恐怖の喜劇(Hari Puttar: A Comedy of Terrors)』を制作中のインドの映画会社Mirchi Moviesを著作権侵害で提訴している。

 これに対し、インドの映画会社は29日に記者会見を開き、「この映画と『ハリー・ポッター』に類似点はない。この作品がだいぶ以前から制作されていることは誰もが知っている。全く違うストーリーだ」と主張。だが、ストーリーの詳細は明らかにしていない。

 米エンターテインメント情報誌ハリウッド・リポーター(Hollywood Reporter)によると、『ハリ・プッター』は英国へ引っ越してきたインド人一家の10歳の少年が主人公だという。

 音楽監督を務めたAadesh Shrivastav氏は、先に行われた今作の音楽CDの発表イベントで「ハリはインドでは非常に一般的な名前で、プッターは英語で息子を表す」と語っていた。

 同作品は、9月12日にインドで封切りを迎える。(c)AFP