【6月25日 AFP】映画芸術科学アカデミー(Academy of Motion Picture Arts and SciencesAMPAS)は23日、新たにアカデミー会員候補に指名された105人の名前を発表した。俳優としては仏女優マリオン・コティヤール(Marion Cotillard)や 英俳優サシャ・バロン・コーエン(Sacha Baron Cohen)らが選ばれた。

 コティヤールは、『エディット・ピアフ~愛の讃歌~(La Vie En Rose)』で歌手エディット・ピアフ(Edith Piaf)を演じ、今年のアカデミー賞主演女優賞を獲得している。コーエンは『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習(Borat: Cultural Learnings of America for Make Benefit Glorious Nation of Kazakhstan)』への出演で有名。

 そのほかに、俳優としては計7人が招待された。『ノーカントリー(No Country for Old Men)』に出演し、今後はオリバー・ストーン(Oliver Stone)監督作『W』でジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領を演じる予定のジョシュ・ブローリン(Josh Brolin)、中国人俳優ジェット・リー(Jet Li)、最近公開された「インディ・ジョーンズ(Indiana Jones)」最新作に出演している俳優レイ・ウィンストン(Ray Winstone)だ。

 俳優以外では、アカデミー賞を獲得した『ジュノ(Juno)』の監督ジェイソン・ライトマン(Jason Reitman)と脚本を書いたディアブロ・コディ(Diablo Cody)らが選ばれた。

 今回の追加メンバーが加わった場合、アカデミー会員は計6000人弱となる。(c)AFP