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カンヌ映画祭、「ある視点」部門最高賞はカザフ作品『Tulpan』に決定

  • 2008年05月25日 14:56 発信地:カンヌ/フランス
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第61回カンヌ国際映画祭(Cannes Film Festival)に登場した『トウキョウソナタ(Tokyo Sonata)』の監督や出演者たち。(左から)香川照之(Teruyuki Kagawa)、小柳友(Yu Koyanagi)、井之脇海(Kai Inowaki)、小泉今日子(Kyoko Koizumi)、黒沢清(Kiyoshi Kurosawa)監督(2008年5月17日撮影)。(c)AFP/Anne-Christine Poujoulat

【5月25日 AFP】フィナーレを翌日に控えた第61回カンヌ国際映画祭(Cannes Film Festival)で24日、「ある視点」(Un Certain Regard)部門の受賞作品が発表され、カザフスタン映画『Tulpan』が最優秀作品賞に選ばれた。

 セルゲイ・ドボルツェボイ(Sergey Dvortsevoy)監督にとって長編デビュー作となった『Tulpan』は、兵役を終え、羊飼いになることを夢見て大草原へやってきた大きな耳をもつ主人公Asaを描く、ラクダや羊が登場する心温まるコメディ。

 羊飼いになる前にAsaは結婚しなければならないのだが、花嫁候補の女性はAsaの耳が大きすぎると思う。そこでAsaの友人が新婦の両親に、英国のチャールズ皇太子(Prince Charles)の写真を見せながら、Asaの耳は普通の大きさだと説得する。「この人はアフリカの王子なのか?」と尋ねる両親に友人は答える。「いいえ、アメリカ人です」

 20本が出品された同部門ではほかに、一見平凡な日本の家族を描いた黒沢清(Kiyoshi Kurosawa)監督の『トウキョウソナタ(Tokyo Sonata)』、ドイツのアンドレアス・ドレゼン(Andreas Dresen)監督が年老いた男女の愛を描いた感動作『Cloud 9』、ボクシングの元ヘビー級世界王者マイク・タイソン(MikeTyson)を追ったジェームズ・トバック(James Toback)監督のドキュメンタリー作品『Tyson』、ジャンステファン・ソヴェール(Jean-Stephane Sauvaire)監督がリベリアを舞台にアフリカの少年兵を描き、実際の元兵士を俳優として起用した『Johnny Mad Dog』が賞を受けた。(c)AFP

カンヌ国際映画祭の公式ウェブサイト(英語)

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