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四川省舞台の映画カンヌ上映で、ショーン・ペンが政府の災害救助対策を批判

  • 2008年05月15日 12:10 発信地:カンヌ/フランス
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第61回カンヌ国際映画祭が開幕し、記者会見する審査委員長のショーン・ペン(Sean Penn)(2008年5月14日撮影)。(c)AFP/Francois GUILLOT

【5月15日 AFP】第61回カンヌ国際映画祭(Cannes Film Festival)では14日、コンペティション部門に出品された中国のジャ・ジャンクー(Jia Zhang Ke)監督の『Er Shi Si Cheng Ji24 City)』が上映された。映画の舞台は、あの四川大地震で大きな被害を受けた四川(Sichuan)省成都(Chengdu)だけに、会場は重苦しい空気に包まれた。 

 同映画祭審査委員長のショーン・ペン(Sean Penn)はミャンマーのサイクロン被害にも言及。「このような災害が発生したとき、米政府も含めて、(中国やミャンマーの)政府は、被災者が必要としている援助を逆に邪魔している」と、災害時の政府の無能ぶりを非難した。

 同じくコンペティション部門に出品されたブラジルのフェルナンド・メイレレス(Fernando Meirelles)監督の『ブラインドネス(Blindness)』も、自然災害と政府の対応をテーマにしている。突然目の前が真っ白になるという「白い病」が世界中に伝染しパニックに陥ったとき、これ以上の混乱を恐れた政府は、失明患者を強制隔離する。 

 脚本のドン・マッケラー(Don McKellar)は記者会見で、サイクロンの被害に苦しんでいるミャンマーを引き合いに出し、「この映画は、国から見放されるということのメタファーだ」と語った。

 ペンは、こうした脈絡の中で、オーストラリアのアリソン・トムソン(Alison Thomson)監督の特別招待作品『The Third Wave』を賞賛した。2004年のインド洋大津波を題材にとったこの映画は、スリランカの被災者たちが助け合って避難民キャンプをつくるシーンが活写される。「世界の現状、政府は問題を解決してくれないというこの映画のメッセージは、わたしの心に響いた。この映画は、『人生の目的は何か』の問いに対する答えのようなものをわたしに見せてくれた」(c)AFP

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