関連情報第61回カンヌ国際映画祭
フランスのカンヌ(Cannes)で開催された第61回カンヌ国際映画祭(Cannes Film Festival)オープニング・セレモニーのレッドカーペットに登場した(左から)米監督・俳優で審査委員長を務めるショーン・ペン(Sean Penn)、審査員を務めるドイツ人女優アレクサンドラ・マリア・ラーラ(Alexandra Maria Lara)、フランス人女優ジャンヌ・バリバール(Jeanne Balibar、2008年5月14日撮影)。(c)AFP/Francois GUILLOT
【5月15日 AFP】第61回カンヌ国際映画祭(Cannes Film Festival)が14日開幕した。スターがレッドカーペットに続々と登場し会場を沸かせたが、ミャンマーのサイクロン被害や中国の四川大地震など相次ぐ自然災害に言及する監督・俳優も多かった。
レッドカーペットに登場したのは、ケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)、デニス・ホッパー(Dennis Hopper)、ジリアン・アンダーソン(Gillian Anderson)、ダニー・グローヴァー(Danny Glover)、エヴァ・ロンゴリア(Eva Longoria)、フェイ・ダナウェイ(Faye Dunaway)、ガエル・ガルシア・ベルナル(Gael Garcia Bernal)、ジュリアン・ムーアら。
いちばんの「サプライズ」は、60年代活躍した米ロックスターのリッチー・ヘブンス(Richie Havens)が登場し、1969年のウッドストック・フェスティバル(Woodstock Festival)で熱唱した『Freedom』をステージで披露したことだった。
■オープニング作品は『ブラインドネス』
オープニングを飾ったのは、ブラジルのフェルナンド・メイレレス(Fernando Meirelles)監督の『ブラインドネス(Blindness)』。ノーベル文学賞を受賞したポルトガル人作家のジョゼ・サラマーゴ(Jose Saramago)の小説を下敷きにしたもので、突然目の前が真っ白になるという「白い病」が世界中に伝染しパニックに陥るという内容。人間の本性、社会のもろさ、そして非常事態における政府の無能ぶりを描く。主演はジュリアン・ムーア(Julianne Moore)。監督は過去に『シティ・オブ・ゴッド(City of God)』、『ナイロビの蜂(The Constant Gardener)』を手がけている。
監督は記者会見で、「この映画は、20世紀のあらゆる“病”のメタファー。文明とは、いつ割れてもおかしくない薄氷の上に作られたようなものだ」と語った。
■審査委員長のペン、アジアの災害に言及
審査委員長のショーン・ペン(Sean Penn)は、この映画のあとで「中国とミャンマーの人災とも言うべき災害を忘れることはできない」とコメント。「わたしの審査は、ほとんどすべての作品で、あの地震(四川大地震)の影響を受けたものになるだろう。(災害は)世界中の人々が体験し、感情を分かち合うもの。災害は今もどこかで起こっており、わたしたちのナマの部分をさらけ出す」と語った。
「(災害を描いた)こうした映画にはラブレターを送ろう。ラブレターを受け取らなかった人たちも、がっかりしないように」との意味深なコメントも残した。
このほか、「インディ・ジョーンズ」シリーズの待望の最新作『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull)』で65歳のハリソン・フォード(Harrison Ford)がどのようなアクションを見せるかも注目されている。(c)AFP/Claire Rosemberg
カンヌ国際映画祭の公式ウェブサイト(英語)










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