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【5月12日 AFP】大胆不敵な考古学者インディ・ジョーンズ(Indiana Jones)が、トレードマークの古ぼけた帽子をかぶりムチをならしながら、ついにスクリーンに帰ってくる。シリーズ第4弾『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull)』は、5月18日に第61回カンヌ国際映画祭(Cannes Film Festival)でワールドプレミアを迎える。
だがそれは、失われたアークやキリストの聖杯を見つけるのと同じくらい困難な映画制作だった。19年にわたり、幾度となく希望が砕かれ、脚本家候補が何度も変更されたのだ。
■難航した脚本選び
今年最も期待がかかるこの大作で、監督スティーヴン・スピルバーグ(Steven Spielberg)、制作総指揮ジョージ・ルーカス(George Lucas)、主演ハリソン・フォード(Harrison Ford)のハリウッド(Hollywood)大物コンビが復活した。
だが、この3人の「足並み」がそろうまでには長い時間がかかった。新作の脚本には3人全員の承認が必要で、少なくとも8人の脚本家が3人に草稿を見せたといわれている。その中でも一番有名な脚本家は、『ショーシャンクの空に(The Shawshank Redemption)』のフランク・ダラボン(Frank Darabont)だ。ダラボンの脚本の場合、フォードとスピルバーグは気に入ったが、ルーカスが却下したため不採用となった。そして最終的には、『ジュラシック・パーク(Jurassic Park)』のデヴィッド・コープ(David Koepp)の脚本に決定した。
フォードは映画誌Empireの最新号で次のように語っている。「時々脚本を見せられたが、どれも3人全員が望むものではなかった。皆で一致した意見を持つまで時間がかかった」
■ファンの要望で、シリーズ4作目制作へ
インディ・ジョーンズが誕生したのは、1977年のこと。ハワイのとある海岸で休暇中のルーカスがスピルバーグにアドベンチャー映画のアイデアを語ったのだ。その結果、『レイダース/失われたアーク《聖櫃》(Raiders of the Lost Ark)』が誕生。大ヒット作となり、引き続きシリーズ2作品が制作され、類似作品も数多く作られた。
当初、ルーカスとスピルバーグは3部作にする予定で、ジョーンズの父親役にショーン・コネリー(Sean Connery)を起用した第3弾『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(Indiana Jones and the Last Crusade)』でシ、リーズは完結する予定だった。
ところが、ファンはジョーンズが消え去るのを許さなかった。「1989年当時、シリーズは終幕を迎えたと思っていた。だからラストシーンで出演者全員が馬に乗り夕陽に向かっていくシーンを撮ったんだ。しかしその直後から、私は世界中から尋ねられた。『次のインディ・ジョーンズはいつ作るのか』とね」と、スピルバーグはニューヨーク・タイムズ(New York Times)紙のインタビューで語っている。
■高齢のフォード、アクションシーンも自分でこなす
4作目について内容の詳細は明らかではないが、冷戦を背景にしていることは分かっている。年老いたジョーンズが、アマゾン地帯の寺院から盗み出された不思議な力を持つ古代のクリスタル・スカルを手に入れようとするというものだ。
4作目の制作を始めるにあたり、障害の1つはフォードの年齢だった。撮影開始時には60歳をとうに過ぎていたからだ。だが、可能な限りスタントを自分でこなしたフォードは、「撮影は楽勝だった」と話す。「人間はそれぞれ年齢に見合った楽しさやその年齢にしかない楽しさがあると思う。私にとって撮影は辛くはなかった。むしろ、他の作品のときより良かったんじゃないかと思う」(c)AFP






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