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映画『靖国』、警戒のなか公開

  • 2008年05月03日 18:17 発信地:東京
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ドキュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」を上映する都内の映画館前に立って警戒する警察官(2008年5月3日撮影)。(c)AFP/Yoshikazu TSUNO

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【5月3日 AFP】靖国神社(Yasukuni Shrine)を題材にした中国の李纓(Li Ying)監督のドキュメンタリー映画『靖国 YASUKUNI』が3日、東京都内で公開された。

 上映した映画館では、入口前だけでなく館内にも警察官が入って警戒した。配給元のアルゴ・ピクチャーズ(Argo Pictures)の岡田裕(Yutaka Okada)社長は「無事に初回の上映が始まった」と映画館前で報道陣に語った。全ての上映室を警察が警備したため妨害活動なども一切なく、観客の入りも通常通りだという。

 9日までの上映期間中、日本語版と字幕版の両方が毎日8回上映される。初回上映開始の2時間前から映画ファンがチケット売り場に行列し、3日のチケットは全て売り切れた。

 この映画は、反日的な感情をかき立てるなどとして一部から批判を受け、当初4月に封切られる予定だったが延期されていた。また、日本政府がこの映画の制作に助成金を出していたことから、一部の国会議員を対象に異例の試写会が開かれていた。

 映画を見た男性(44)は「面白い映画でしたし、かなり客観的に作られていたと思う。反日映画だとは思わない。日本のメディアがそのようにしてしまったのではないか。力強いシーンが随所にあった」と感想を語った。

 また、この映画のおかげで靖国神社について初めて詳しく知ったという人もいる。映画を見た女性(62)は、「靖国神社のことを初めて理解できました。私のように終戦の年(1945)生まれでも、靖国神社についてよく理解していない人はいます。この映画は反戦的で、映画館は上映を止めるべきではないと思う」と語った。

 『靖国 YASUKUNI』は3月の香港国際映画際(Hong Kong International Film Festival )で最優秀ドキュメンタリー賞を受賞した。(c)AFP

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