2008年2月24日、米カリフォルニア(California)州ハリウッド(Hollywood)で開催された第80回アカデミー賞(80th Academy Awards)授賞式に出席した主演女優賞のマリオン・コティヤール(Marion Cotillard)。(c)AFP/Getty Images/Vince Bucci
【2月25日 AFP】フランスの伝説的なシャンソン歌手エディット・ピアフ(Edith Piaf)を演じて第80回アカデミー賞(80th Academy Awards)主演女優賞を獲得したマリオン・コティヤール(Marion Cotillard、32)。彼女自身は、映画の話があるまではエディット・ピアフのことをほとんど知らなかったという。
「ピアフの人生のことはほとんど知らなかったので、彼女に浸りきるところから始めたわ。古い映画を何本も観たり、彼女の歌を何度も何度も聴いたり。わたしは次第に彼女と自分という2人の人間を生きるようになったの」とコティヤールは語る。
コティヤールは卓越した演技力で、ピアフがスターダムにのし上がり酒とドラッグに溺れて47歳でガンで死亡するまでを演じきった。その見事な演技は、ミュージシャンの伝記映画という分野での「新たな指標」になるとさえ言われている。
制作会社は当初、『アメリ』や『ダ・ヴィンチ・コード』のオドレイ・トトゥ(Audrey Tautou)といった有名女優の起用を考えていた。だが、オリヴィエ・ダアン(Olivier Dahan)監督が「彼女が演じるのでなければ、この映画は作らない」と宣言したことから、コティヤールの起用が決まったという。
ダアン監督がコティヤールに寄せる信頼は、同作品の世界的な大ヒットにより報われることとなった。
今回の受賞でコティヤールは、1960年のシモーヌ・シニョレ(Simone Signoret)に続き、アカデミー主演女優賞を獲得した2人目のフランス人女優となった。(c)AFP/Tangi Quemener






