【1月17日 AFP】英国アカデミー賞(British Academy Film Awards)を主催する映画TV芸術英国アカデミー(British Academy of Film and Television Arts、BAFTA)は16日、2008年の同賞ノミネート作品を発表した。
■『つぐない』が最多14部門にノミネート
今回最多の14部門にノミネートされたのは、イアン・マキューアン(Ian McEwan)の同名小説(邦題:『贖罪』)を映画化し、今年のゴールデングローブ賞作品賞(ドラマ部門)も受賞した『つぐない(Atonement)』。主要部門では作品賞、英国作品賞などのほか、主演のキーラ・ナイトレイ(Keira Knightley)とジェームズ・マカヴォイ(James McAvoy)がそれぞれ主演女優賞と主演男優賞に、共演者のシアーシャ・ローナン(Saoirse Ronan)が助演女優賞に、監督のジョー・ライト(Joe Wright)が監督賞にノミネートされている。
次に多い9部門にノミネートされているのは、ジョエル・コーエン(Joel Coen)とイーサン・コーエン(Ethan Coen)の兄弟が監督を務めた『ノーカントリー(No Country for Old Men)』、ダニエル・デイ・ルイス(Daniel Day-Lewis)主演でポール・トーマス・アンダーソン(Paul Thomas Anderson)が監督を務めた『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(There Will Be Blood)』の2作品。
『エディット・ピアフ~愛の讃歌~(La Vie En Rose)』は、主演のマリオン・コティヤール(Marion Cotillard)の主演女優賞をはじめ7部門にノミネートされている。コティヤールは、ゴールデングローブ賞の主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)を獲得している。
このほかマット・デイモン(Matt Damon)主演の『ボーン・アルティメイタム(The Bourne Ultimatum)』は6部門、『アメリカン・ギャングスター(American Gangster)』、『善き人のためのソナタ(The Lives of Others)』、『フィクサー(Michael Clayton)』が5部門にノミネートされた。
■主演女優賞、主演男優賞などの行方
ボブ・ディラン(Bob Dylan)の伝記映画『アイム・ノット・ゼア(I'm Not There)』で助演女優賞にノミネートされたケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)は、『エリザベス:ゴールデン・エイジ(Elizabeth: The Golden Age)』で主演女優賞のノミネートされている。同賞には『ジュノ(Juno)』のエレン・ペイジ(Ellen Page)、『アウェイ・フロム・ハー 君を想う(Away from Her)』のジュリー・クリスティ(Julie Christie)もノミネートされている。
主演男優賞には『つぐない』のマカヴォイ、『フィクサー』のジョージ・クルーニー(George Clooney)、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のデイ・ルイス、『イースタン・プロミセズ(Eastern Promises)』のヴィゴ・モーテンセン(Viggo Mortensen)、『善き人のためのソナタ』のウルリッヒ・ミューエ(Ulrich Muehe)の5人がノミネートされた。
ゴールデングローブ賞に比べると普段は目立たない英国アカデミー賞だが、米国の脚本家ストのため、今年は映画界最大規模のイベントになる可能性もある。(c)AFP
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