2007年9月3日、第64回ヴェネチア国際映画祭(64th Venice International Film Festival)でコンペティション部門外作品『The hunting party』のフォトコールに姿を見せた米俳優のリチャード・ギア(Richrad Gere)。(c)AFP/CHRISTOPHE SIMON
【9月4日 AFP】ダライ・ラマ(Dalai Lama)を熱心に信奉する米映画スターのリチャード・ギア(Richard Gere)が3日、中国に対して2008年北京五輪の前に人権侵害の歴史を「オープンに」するよう訴えた。同オリンピックのボイコットには反対する意を表した。
第64回ヴェネチア国際映画祭(64th Venice International Film Festival)で行われた記者会見でギアは、「私はボイコットではなく、真実を公表することを求めています。中国がオリンピック開催国を引き受けたいのなら、いま国内で一体何が起こっているのかを公開すべきです。」と話した。また、チベット文化の破壊、マイノリティーや法輪功(Falun Gong)の人権侵害を例に出しながら「人権のひどい状況は話し合われなければならない。」と中国に向けて発言した。
ボスニア紛争で戦争犯罪を犯して逃亡中のラドバン・カラジッチ(Radovan Karadzic)被告の追跡劇を描いた作品『The Hunting Party』に主演するギアは、「私は誰かを孤立させるのは正しいと思わない。それは非生産的だと思います。」と語った。
ギアは数千人の亡命チベット人が住むインドのダラムサラ(Dharamsala)を頻繁に訪れている。同地は中国の支配に対しての蜂起失敗後、1959年にチベットから亡命してきて亡命政権を樹立した。
1993年以来ギアには中国訪問の際ビザが許可されていない。ギアは中国の裁判制度の腐敗を描いた映画『Red Corner』(1997年)にも主演、同映画は中国では公開禁止になった。(c)AFP
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