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スパイク・リー監督、最新作『Miracle at St. Anna』について語る

  • 2007年07月04日 14:49 発信地:ローマ/イタリア
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2007年7月3日、最新監督映画『Miracle at St. Anna』のプロモーションの為、ローマでフォトコールに臨む米映画監督のスパイク・リー(Spike Lee、左)と19歳のときにバッファロー(Buffalo)部隊の歩兵だったウィリアム・ペリー(William Perry、82)。(c)AFP/TIZIANA FABI

【7月4日 AFP】米映画監督のスパイク・リー(Spike Lee)が3日、最新監督映画『Miracle at St. Anna』のプロモーションの為、ローマでフォトコールに臨んだ。リー監督は、次作が第二次世界大戦中、イタリアのとある村で窮地に追い込まれた4人の米黒人兵士の実話を元にしたものになることを発表した。

同映画は「人間、戦争、平和を獲得する必要」を問う米作家ジェイムズ・マクブライド(James McBride)の小説『Miracle at St. Anna』が原作となっている。原作は、第92歩兵部隊という黒人部隊に所属していた4人の兵士が、無能な上官たちの人種差別によってイタリアの村に置き去りにされた際の苦難を描いている。そして彼らはイタリアのレジスタンスの支持を得てドイツ軍と戦う。

記者会見で、取り残された4人の中の1人であった82歳の元軍人の側に立ち、リー監督は「イタリアにはずっと関心があったが、映画制作のためには良いシナリオを待たなければならなかった」と語った。『マルコムX(Malcolm X)』をはじめ、その作風で絶大な賞賛を得ているリー監督は、「第二次世界大戦で戦った黒人兵士たちが、ハリウッド映画の中には出てこない」と嘆き、「民主主義のために戦った黒人が『二流市民』とみなされるのは矛盾している」とコメントをつけ加えた。

同映画はリー監督とイタリアの制作会社「On My Own」との共同制作で、制作費は450万ドル(約55億円)。撮影はイタリアで来年スタートする予定。(c)AFP
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