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『スター・ウォーズ』出演者たちは、今どこに?

  • 2007年05月23日 22:05 発信地:ロサンゼルス/米国
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アメリカ映画協会(American Film InstituteAFI)が主催する第33回AFI功労賞(The 33rd AFI Life Achievement Award)授賞式に登場した(左から)マーク・ハミル(Mark Hamill)、キャリー・フィッシャー(Carrie Fisher)、ハリソン・フォード(Harrison Ford)(2005年6月9日撮影)。(c)AFP/Getty Images Vince Bucci

【5月23日 AFP】映画史上、最もヒットした作品の一つ『スター・ウォーズ(Star Wars)』。しかし、映画の人気ぶりにもかかわらず、その出演者たちは少しの例外を除いて、スクリーンから姿を消してしまった。

 ジョージ・ルーカス(George Lucas)監督が銀河系を舞台に描いたこの作品に出演したハリソン・フォード(Harrison Ford)は、その後も映画界で素晴らしい経歴を積み上げてきた。しかし、そのほかの主要メンバーらは、フォードと同様の活躍には至っていないと言えるだろう。

■スカイウォーカー役のハミル、現在は声優として活躍

 シリーズ旧3部作で快活なヒーロー、ルーク・スカイウォーカー(Luke Skywalker)を演じたマーク・ハミル(Mark Hamill)は数々のテレビ・シリーズや舞台に出演すると同時に、現在は『バットマン(Batman)』といったアニメーションの声優として活躍している。

 『スター・ウォーズ』は、1977年5月25日の初公開から30年たった現在でも、55歳になるハミルの日常について回る。

「いまだにスーパーマーケットでわたしをとがめる母親に会います。息子が大学の入学資金で『ライト・セーバー』のレプリカを買ってしまったと言うのです」と語るハミル。「みんなはおかしい。私はこういったことに慣れることなどできません」

■ヒーローが回想する制作現場

 『スター・ウォーズ』公開前は無名だったハミル。出演の契約を結んだときには、その後どういったことが起こるのかまったく予想していなかったという。

「脚本を読んでみて、誰かが気をつけなければ、この作品はとてもこっけいなものになるだろうと思いました」

「宇宙版『ロッキー・ホラー・ショー(The Rocky Horror Picture Show)』になってしまうだろうとね。これはコメディーだと思いました」

「説得力のある演技をしようと決意しました。それ以外に、この作品がコメディーとなることを避ける方法はないと思ったからです」

 ハミルにとって最大の出来事だったのは、同作でルーク・スカイウォーカーの師匠、オビ・ワン・ケノービ(Obi Wan Kenobi)を演じた、今は亡き英国人俳優アレック・ギネス(Alec Guinness)との共演だという。

「名前を挙げることはしませんが、スターに会った後、『会わなければよかった』」と思うことがあるでしょう」ハミルは語った。「アレック・ギネスといると、親せきのように愛情を感じてしまいます。理想的なおじいちゃんのような存在です。彼は最初に『私を、卿づけで呼ばないでください』と言いました」
 
■作家になったお姫様
 
 レイア姫を演じたキャリー・フィッシャー(Carrie Fisher)は、最近出版された著作の中で、『スター・ウォーズ』について、この作品がこれほどヒットするとは予想していなかったと書いている。

「『スター・ウォーズ』の反響は大変なものだった。街で車を運転していると、この映画を見るために映画館に並んでいる人たちの列を良くみかけました。『何、これ?』と思いました」

 女優の仕事を続けたフィッシャーは、ウディ・アレン(Woody Allen)監督の『ハンナとその姉妹(Hannah and Her Sisters、1986)』やロマンチック・コメディー『恋人たちの予感(When Harry Met Sally、1990)』などで小さな役を演じてきた。

 そのほか、メリル・ストリープ(Meryl Streep)主演映画『ハリウッドにくちづけ(Postcards from the Edge)』の原作で、ベストセラーとなった自伝的作品『Postcards from the Edge.』を著し、作家として成功している。

 『スター・ウォーズ』で最も重要な役を演じる俳優が決して観客の目に触れないのは皮肉なものだ。

■表舞台から去った俳優たち 

 英国の元重量挙げ選手でダース・ベイダー(Darth Vader)を演じたデヴィッド・プラウズ(David Prowse)は、その姿を観客の前に姿を現していないだけでなく、その声も観客には聞かせていない。威嚇するようなダース・ベイダーの声には、古典的な訓練を受けた役者ジェームズ・アール・ジョーンズ(James Earl Jones)が起用されたためだ。
 
 71歳になるプラウズは、2006年にインタビューに答えた際、ルーカス監督とは、『スター・ウォーズ/ジェダイの復讐(Return of the Jedi)』の撮影中にけんかして以来、20年以上話していないと語った。

「1983年以来ルーカス監督と話さなくなり、誰からも話しかけられなくなった。どういうことか分かりますよね」

「誰かが私に連絡してくるときは、セールス・レターを送ろうとするときくらいです」

 プラウズは、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(Star Wars Episode III: Revenge of the Sith、2005)には出演しなかった。シリーズ全6作に出演したのは、R2-D2にふんするケニー・ベイカー(Kenny Baker)、その親友 C-3POを演じるアンソニー・ダニエルズ(Anthony Daniels)だけだった。(c)AFP
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