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ヒトラー生涯をつづる禁断のコメディー映画を、ユダヤ人監督が製作 - ドイツ

  • 2007年01月06日 11:09 発信地:ドイツ
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写真は撮影現場の様子(2006年3月6日撮影)。(c)AFP/MARCUS BRANDT

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【ベルリン/ドイツ 6日 AFP】第二次大戦から60年、ユダヤ人監督がアドルフ・ヒトラー(Adolf Hitler)の生涯をつづる禁断のコメディー映画が、今月11日に公開される。前評判はともかく、とにかく笑える映画だ。

■監督自身が「危険な賭」というヒットラー映画

 映画「My Fuehrer (我が総統)-- The Truly Truest Truth About Adolf Hitler(本当に本当のアドルフ・ヒトラーの真実)」に登場するヒトラーは、性的不能者で、おねしょが治らない父性愛に飢えたドラッグ中毒者という設定。

 2005年にも、従来の怪物的なイメージを払拭し、一人の不完全な人間としてヒトラーを描いた「ヒトラー~最期の12日間~(Downfall)」がアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされ話題を呼んだ。

 今回のコメディー映画を手がけたのは、スイス出身のユダヤ人監督Dani Levy氏(49)。監督自身、試写会の挨拶で「My Fuehrer」は、「一か八かの賭けである」ことを認めている。

■史実がベース、しかし抱腹絶倒で突拍子もないスト-リー

 映画「My Fuehrer」の舞台は、第二次大戦の最終局面に入ったドイツ。1945年1月1日の集会演説を前に、ヨーゼフ・ゲッベルス(Joseph Goebbels)の要請でユダヤ人有名俳優が、ヒトラーに演説のレッスンするというストーリー。

 ユダヤ人俳優Adolf Gruenbaumはベルリン郊外の強制収容所から、ヒトラーのいる壮大な官舎へと連行され、ハムサンドでもてなされる。しかし、ハムサンドはユダヤ教の掟に反する食事。総統とともに聴衆を待つ間、Gruenbaumはパンの間に挟んであるハムをはがし、ゲッベルスがやってきた時を見計らって絨毯の下に隠してしまう。

 腹を空かしたヒトラーの愛犬Blondiは、ハムが気になって仕方がない。
 Gruenbaumは初対面でヒトラーを感心させることに成功し、ヒトラーの深層心理と不幸な幼少体験を徹底的に掘り下げることで、眠っていたヒトラーの雄弁術を引き出す。

 しかし戦場での連敗という結末を迎え、すべてが終わりを告げる。

 このエピソードは史実をベースにしている。ヒトラーは事実、1930年代にPaul Devrientという演技指導者を抱えていた。ただし、残りは突拍子もない空想の賜物であるが。笑えるシーンが盛りだくさんで、一見の価値はある。

 写真は撮影現場の様子(2006年3月6日撮影)。(c)AFP/MARCUS BRANDT

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