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数百通の手紙から硫黄島で戦った男たちの姿と心が蘇る

  • 2006年12月23日 12:30 
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写真は映画のワンシーン。(c)2006 Warner Bros. Entertainment Inc. and DreamWorks L.L.C.

★ワーナー映画『硫黄島からの手紙』
2006年12月9日、丸の内ピカデリー1ほか全国松竹・東急系にてロードショー

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61年前、日本軍と米軍は硫黄島で戦った。数十年後、その荒涼とした島の地中から数百通の手紙が掘り出された。それらの手紙で、そこで戦った男たち、そして彼らを率いた優れた指揮官の姿と心が蘇った。

防衛軍を率いるのは栗林忠道中将(Ken Watanabe)。アメリカに留学経験のある彼は、その体験からこの戦争が望みのないものであることを悟っていたが、同時にその経験を通し、太平洋を越えて襲ってくるアメリカの大軍をどう迎え撃つかについても戦略的なアイデアをもっていた。

 固い意志と、島独特の火山岩以外に防衛としてほとんど頼るものがなかったが、すぐに徹底的に叩き潰されると思われた戦いが、栗林中将の意表をつく戦術により、40日近くにわたる壮絶かつ英雄的な戦いになった。

 硫黄島の戦いでは、7千人近くの米兵が命を落とし、2万人以上の日本兵が散った。硫黄島の黒い砂は彼らの血に染まったが、彼らの犠牲、葛藤、勇気、そして愛情は彼らが家族に送った手紙に生き続けている。

 『許されざる者(Unforgiven)』(92)と『ミリオンダラー・ベイビー(Million Dollar Baby)』(04)でアカデミー賞監督賞に輝いたクリント・イーストウッド(Clint Eastwood)が、61年前に硫黄島に侵攻してきた米軍と戦った日本兵と彼らの指揮官の知られざる物語を明らかにする。

 日米両国の心に響き続けるこの戦いを調べていくなかで、イーストウッドは『父親たちの星条旗(Flags of our Fathers)』だけを作るのでは、物語の片面しか伝えていないのではないかという思いに囚われた。続けて公開されるように撮影されたこの前例のないデュアル・プロジェクトで、イーストウッドは硫黄島の戦い――そして暗に太平洋戦争――を、武力だけでなく文化のぶつかり合いとして描いている。

 写真は映画のワンシーン。(c)2006 Warner Bros. Entertainment Inc. and DreamWorks L.L.C.

★ワーナー映画『硫黄島からの手紙』
2006年12月9日、丸の内ピカデリー1ほか全国松竹・東急系にてロードショー

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