【5月21日 MODE PRESS】東京・墨田に22日、自立式の電波塔として世界一の高さを誇る東京スカイツリー(Tokyo Sky Tree、高さ634メートル)が開業する。ツリーの足下には、「新・下町流」をコンセプトに掲げた商業施設・東京ソラマチ(Tokyo Solamachi)がオープン。下町らしいにぎわいを感じさせるバラエティ豊かな312店舗を取り揃え、国内外から訪れる観光客はもちろん、地元住民にも町の新たな魅力を発信していく。

■新業態店舗や都内初出店も

 東京ソラマチは、東京スカイツリーを中心に「とうきょうスカイツリー駅」と「押上駅」をつなぐ全長約400メートル、総床面積約5万2000平方メートルの大型商業施設。全312店舗のうち、ファッションや雑貨などの物販が127店、食品関係の物販が90店、飲食店やフードコー トが77店、観光センターなどのサービス関連が18店。新業態店舗や都内初出店も多い。

 ターゲットは、東京スカイツリーを目当てに訪れる国内外の観光客と周辺地域や沿線の住民。お土産にぴったりの限定スイーツや小物はもちろん、日常生活を支える生鮮食品や惣菜なども充実している。

■地域ならではのデザインや店舗

 下町の伝統を活かした内装デザインや店舗ラインナップにも注目したい。雑貨店やカフェなどが並ぶ1階の「ソラマチ商店街」では、切妻屋根や江戸切子のショップサイン行灯を採用。4階の土産物エリア「ジャパンスーベニア」では、江戸の商屋を意識した柱や梁を取り入れた。墨田区の産業や文化を紹介する「産業観光プラザ すみだ まち処」や、地元の職人が一貫生産を行う靴専門店「スコッチグレイン」など、下町ならではの伝統やモノ作りに焦点を当てたショップにも是非足を運んでほし い。

 東京ソラマチは年中無休。営業時間は、物販エリアが10時~21時、レストランエリアが11時~23時。 初年度は、スカイツリーとあわせて来場者数3200万人を見込んでいる。(c)MODE PRESS

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