【12月7日 MODE PRESS】「デイズド・アンド・コンフューズド(Dazed & Confused)」、英「ハーパース・バザー(Harper’s Bazaar)」等で活躍するロンドン在住の日本人写真家、更井真理(Mari Sarai)による初の写真集「NAKED」が12月下旬、青幻舎から発売される。10日から東京・代官山にあるギャラリー・スピークフォーでは、同名の写真展も開催される。

 被写体は、モデル、アーティスト、編集者など、時代の第一線でグローバルに活躍するアクティブな女性たち。彼女たちの開放的でネイキッドな姿を更井の親密さ溢れる眼差しで描写した。今までにない、「女性の、女性による、女性のためのヌード集」を斬新に提案する。その男目線のヌードとは違う大胆さ、解放感は2010年代の新たな女性像を表現している。なお今回、アートディレクションを務めるのは元「デイズド・アンド・コンフューズド」アートディレクターのピーター・スティッソン(Peter Stitoson)。編集は、菅付雅信(Masanobu Sugatsuke)が担当した。

 写真集発売にあたり、更井は次のようにコメント。「女性のヌードに対して、閉鎖的な日本やアジアの女性像を少しでも開放的に、身近に感じて行けるように小さな旋風を巻き起こせたらいいと思います。私が女であり、女の子のヌードを撮ることについて一番重要視したのは、親密さ、居心地の良さ、そして女性から見てかっこいいと思う所に絞りました。被写体の皆さんの、度胸と勇気に感謝します」

A4サイズ/ハードカバー/カバーあり/96頁
価格:3800円(税込)

 気になる人は、是非写真展に足を運んでみては?(c)MODE PRESS

【関連情報】
カール・ラガーフェルドと写真、飽くなきクリエイションの追求
有名写真家の作品がオークションに、アンジーの写真も