【12月22日 AFP】シャネル(CHANEL)は19日、世界の大都市を最新式のパビリオンごと巡回するアート・プロジェクト「モバイルアート(MOBILE ART)」を予定を繰り上げて終了すると発表した。

 建築家ザハ・ハディド(Zaha Hadid)が設計したパビリオンが世界を巡回するというユニークなこの国際巡回展。2月にスタートした香港を皮切りに、5月から7月には東京・代々木、10月と11月にはニューヨーク(New York)で開催された。今後は、09年にロンドンとモスクワを巡り、2010年のパリで開催を締めくくる予定だった。

 同社は、世界経済の状況を考慮した上で、「今後は戦略的投資を重視したい」としている。(c)AFP

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