【12月8日 MODE PRESSS】フランス・パリ市内で3日、カール・ ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)手がける「シャネル(CHANEL)」がメティエダール・コレクション(Metiers d’Art)新作「パリ-モスクワ(Paris-Moscou)」を発表した。

 会場のフロントロウには、女優のダイアン・ クルーガー(Diane Kruger)、クレメンス・ポエジー(Clemence Poesy)、モデルで女優のオードリー・マルネイ(Audrey Marnay)、モナコのカロリーヌ王女(Princess Caroline)ら豪華ゲストが並んだ。

 ショーは、カールのお気に入りであるロシア出身モデルのサーシャ・ピヴォヴァロヴァ(Sasha Pivovarova)の登場でスタート。豪華なヘッドピースやファーのマフ、鮮やかな赤でロシアを表現したクラシカルなアイテムが並んだ。

 黒のパイピングが施された赤いスカートスーツは定番だが、カールはそこにジオメトリックやメタリックの手法でドラマを加えてみせた。今後レッドカーペットで見られるのでは、と思わせる黒いチュールドレスは、前面にビーズのベルトや花のモチーフが付いた白い飾りが付いている。シャイニーなゴールドのタイツやジュエルボックスのようなクラッチバッグ、ゴールドソールのオーバーニーブーツや足首に2本のストラップがあるパンプスなど、アクセサリーも豊富なコレクションだった。(c)Fashion Week Daily/MODE PRESS