【東京 20日 MODE PRESS】第1回東京コンコース・デレガンス開催前日の25日、都内でコンクール参加車によるプレイベント「パレード・ラン」が行われた。

 クラシックカーで東京の街を滑走する「パレード・ラン」には、全33台のコンクール出場車のなかから16台のクラシックカーが参加。中央区・晴海トリトンスクエアから、銀座、丸の内、青山、表参道、渋谷を通り、ウェルカムパーティーが開催された六本木ヒルズけやき坂店までのルートを、クラシックカーの列が優雅に駆け抜けた。

■クラシックカーは「最高の趣味」
 
 晴海トリトンスクエアで行われたオープニングセレモニーで主催者のポール・ゴールドスミス氏は「東京クルージングを通じて、一般の人にもクラシックカーの素晴らしさを知って欲しい」とあいさつ。ゲストとして登場したデーブ・スペクターさんが「車は生きもの。特にクラシックカーは、手をかけてあげないといけない最高の趣味だと思う。ロサンゼルスでは、クラシックカーに乗っているセレブも多い」と語った。

■「祖父より年上」のクラシックカーも

 曇り空の下、トリトンスクエアには熱心なクラシックカー・ファンの姿も。親の影響で車好きという高校生は、カメラを手に参戦。「予想以上の迫力でびっくりした。コンクールだけあってどれもすごく格好いい。まだ免許も無いけどいつかクラシックカーを自分でメンテナンスして乗ってみたい」と語った。

 偶然散歩中に会場を訪れたという子供連れの主婦は「中には自分の祖父より年上のクラシックカーもあってびっくりした。あまり詳しないけれど、どれも色とデザインが独特で見ているだけで面白いし、実際に走る姿はやはり素敵ですね」とコメント。

 なお、パレード・ランの様子は、Youtubeの東京コンコース・デレガンス オフィシャル・チャンネル上で配信中。司会を務めたネコ・パブリッシングの中島秀之氏とカネキ・アンナ氏の解説にあわせ、1台1台が走り出す様子を動画で楽しむことができる。(c)MODE PRESS

 関連情報
  • 東京コンコース・デレガンス公式HP