2007年10月3日、パリ市内で発表されたクリスチャン・ラクロワ(Christian Lacroix)の08年春夏コレクション。(c)AFP/PIERRE VERDY
【パリ 4日 上間常正】08年春夏パリ・コレクションの中盤を迎えた3日、ロエベやヴァレンティノ、クリスチャン・ラクロワなど11ブランドのショーが開かれた。パリでは軽やかで色に満ちた、ナチュラルな感覚の服が目立っている。
■ヴァレンティノ(VALENTINO)
引退を発表したヴァレンティノにとっては、彼自身のパリでのプレタポルテ新作発表はこれで最後になった。コレクションはそれにふさわしく、これぞヴァレンティノというべきエレガントでバランスのよいドレスやスーツが並んだ。冒頭に登場したのは、ピンクのウールカシミヤやクレープのドレスの一団、そして淡いトーンのボーダーや白黒ドット柄の軽やかなスーツ、赤のクレープや青いジョーゼットのショートワンピースなどが続いた。
90体に近い多さだったが観衆は終わってほしくないかのように静かに見守った。最後にデザイナーが登場すると、会場は総立ちのオーベイションを送った。
ヴァレンティノ<写真>
ヴァレンティノ<動画>
■ロエベ(LOEWE)
デザイナーのホセ・エンリケ・オナセルファの交代が決まっていて、ロエベも今回は彼のラストショーとなった。彼の最後の新作は、ベージュのプリーツが流れるように揺れるロングドレスでスタートした。続いて、同じ色の薄いレザージャケットとパンツ、カットワークを施したレザーのミニドレス……。藍で染めた花柄プリントのジョーゼットのドレスや、すっきりとしたリゾートウエアのシリーズも涼しげで小粋だった。
レザーが主体だったロエベの服に、ホセはさまざまな素材の使い方も工夫して新しいロエベの方向性と展開を付け加えた。最後に登場したホセは、晴れやかな表情で会場の大きな拍手に応えた。
■クリスチャン・ラクロワ(Christian Lacroix)
今シーズンのラクロワは、アフリカを思わせるような色調のプリント柄を主に選んだ。やや褪めたタッチの自然色のほか、黒とイエローの大胆な図柄なども登場した。メタルの太いブレスレットや布で髪を包み込んで帽子のように見せるヘアスタイルもアフリカ風だ。後半の風をはらんだようなシフォンのドレスも、ゆったりとしたナチュラルな感覚を思い起こさせた。
クリスチャン・ラクロワ<写真>
クリスチャン・ラクロワ<動画>
■ドリス・ヴァン・ノッテン(DRIES VAN NOTTEN)
鮮やかな色彩を使ったプリントが今シーズンの主役。花柄や自然をモチーフにしたような抽象柄、また暖色系や寒色系の組み合わせなど、多彩なプリント柄が次々と登場した。モデルはサンダル履きで、貝や半貴石の大きなペンダント、幅広のブレスレットとともに、こちらもどこかアフリカを思わせた。(c)MODE PRESS
ドリス ヴァン ノッテン<写真>
ドリス ヴァン ノッテン<動画>
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AFPBB News編集長・上間常正ブログ「パリコレ4日目」
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