【東京 18日 MODE PRESS】東京の表参道ヒルズで10月30日から開かれる「靴×クリエーション」展では、 靴以外の様々な分野で活躍するクリエーターとスペインを代表する靴ブランド30組がコラボレーションして生まれたシューズ120足が展示される。
■従来の靴のルール打ち破る作品たち
建築やグラフィックなど様々な分野で活躍するデザイナーたちの発想は、従来の靴のルールを打ち破るものばかり。そのアイデアを実現させるため、各靴ブランドは、伝統技法や最新のテクニックを駆使し、豊かなマテリアルを使いながら繰り返しサンプルを作成しながら、作品を作り上げていった。
建築家/キュレーターとして活躍するジュリ・カペリャ(Juli Capella)は、130年の歴史を誇る「ロトゥーセ(Lottusse)」とコラボレーションし、様々な時代の建築物が持つ要素を再構成した靴を提案した。それぞれの靴には、アールヌーヴォー様式、20~30年代の機能主義建築、50~60年代に発展した有機体主義、21世紀の脱構築主義など、各時代の特徴が凝縮されている。「100年以上にわたる建築史に、100年を越える歴史を誇るこのスペインのシューズブランドを重ね合わせています。靴は小さな建築物です。つねにペアで存在し、2つのテナントが同調して動く、靴のための家です」とカペリヤ。
■「靴」が持つ無限の可能性を表現
ジュエリーデザイナーのチュス・ブレス(Chus Burés)と世界60か国に販売拠点を持つ「レベッカ・サンベール(Rebeca Sanver)」がコラボレーションして生まれたのは、美しくカットされたジュエリーを思わせる幾何学的なシルバーのシューズ。舞台美術やグラフィックの分野で活躍するイシドロ・フェレール(Isidro Ferrer)は、国内紳士靴トップブランドのひとつ「サンピエーレ(Zampiere)」と共に、植物の芽や折りたたまれたシャツなどをモチーフにしたユニークなシューズを生み出した。
この他にも、会場にはクリエーターたちの経験と持ち味を存分に活かし、各靴ブランドの職人たちが技術を集結し形にした力作が勢揃い。ひとつひとつがユニーク、かつ芸術的で、改めて「靴」が持つ無限の可能性と、スペインの豊かな芸術的土壌と思い知らされる。この機会に是非会場に足を運び、スペイン靴の世界に触れてみたい。(c)MODE PRESS










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