2007年9月24日、ミラノ市内で発表されたジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)の08年春夏コレクション。(c)AFP/CHRISTOPHE SIMON
【ミラノ 27日 上間常正】08年春夏ミラノ・コレクションが22日から開催されている。29日まで8日間の日程で、約100ブランドのショーが開かれる。有名ブランドのショーが始まった24日には、ジョルジオ アルマーニやD&G、バーバリー・プローサムなど13ブランドが新作を発表した。
■ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)
今シーズンのテーマは「南(SUD)」。ゆるやかなシルエットの小さめのジャケットや膝上で縛ったパンツのサンドベージュの色、砂の風紋のようなプリント柄などは、南イタリアのけだるい夏の気分を思わせる。プリーツが揺れる薄絹のシャツ、リラックスしたレザーサンダル……。
松のような深い緑や植物柄、漁師の網のようなネット地のシルク、また深海を思わせるようなミッドナイトブルーといった色遣いにも「南」への思いが。途中で流れた沖縄の音楽も、あまり違和感なくショーに溶け込んでいた。コレクション全体に、自然のリズムと調和してゆったりと流れる時間を感じさせた。
優雅なロングドレスも含めて、服そのものはリゾートスタイルだが、複雑な刺繍や繊細なプリーツなどの細部の作り込みがシックな高級感を漂わせている。海の底から見つかった宝箱の中身のようなアクセサリーにも楽しさがある。こうしたラグジャリーなカジュアル着は、今シーズンのメイントレンドになりそうだ。だが、アルマーニの今回の「南」志向には、その先に「夏」や楽しさだけでなくて、自然や環境などがイメージされているように思えた。



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