2005年12月1日、ニジェールの首都ニアメー(Niamey)で開催された第5回「International Festival of African Fashion (FIMA)」でフランス人デザイナーアンパス・ドゥ・ラ・デファンス(Impasse de la Defense)の新作を披露するモデル。(c)AFP/SEYLLOU
【パリ 20日 AFP】アフリカのニジェールで2年に1度、開催されている「アフリカファッション国際フェスティバル(The International Festival of African Fashion、FIMA)」。4日間にわたり開かれるこのイベントでは、南アフリカやモザンビーク出身の若手デザイナーをはじめ、ウガンダ、エチオピア、モロッコからも才能あるクリエイターを集めている。
■アフリカ最大のファッションイベント
ほかにも、パリのソニア・リキエル(Sonia Rykiel)やフランク・ソルビエ(Frank Sorbier)、仏社会党のセゴレーヌ・ロワイヤル(Segolene Royal)がお気に入りのブランド「ポール・カ(Paule Ka)」など、有名ブランドも参加する。
ヒップホップのコンサートや、アフリカ諸国出身の候補者数百人の中か選ばれるモデルオーディション、ファッション界のプロが審査するデザインコンペなどイベント内容も充実している。毎回デザインコンペでは、10人のデザイナーが選出される。そして11月19日~23日の間に開催されるイベントで「FIMAファッショナブル・アフリカ(FIMA’s Fashionable Africa)」賞を競い合うのだ。
■国際的な知名度獲得にはまだ遠い
今年候補となった95人の中からノミネートされた10人の若手デザイナーのうち、グーグルで検索ヒットが出るのは南アフリカ出身のThula Sindiのみと国際的知名度はまだ低い。
競争率が高いアフリカファッション界で比較的成功の機会を手にしているのは、ガーナのLuiz Babajide Adelaja、モロッコのAmine Bendrouiche、ニジェールのアマドウ・アミドゥ(Amadou Hamidou)、ウガンダのMadoi Kasumba Lattif、南アフリカのRuga Luphelele Athenkosi、カメルーンのCharlotte MbatsogoやMartial Tadolo Zambo、モザンビークのSandra Cardosso Muendane、エチオピアのモハメッド・オスマン(Mohamed Osman)などが挙げられる。
■地元産業の活性化にも貢献
イベントで審査員を務めるパリ出身のファッションライター、Florence de Monza氏は「誰でもデザイン画を送ってくればエントリーできます。マーケット進出を目指すデザイナーを支援するため、私たちは売り物として完成度の高いデザイナーを選出します」と語る。また、「2005年に競い合った10人は、とても強力なデザイナーばかりだった」と同氏は言う。
単なるファッションイベントとして完結するのではなく、存続が危ぶまれているアフリカの伝統的機織り技術や綿花の栽培など、テキスタイル業界さらにはファッション業界全体の活性化に繋がるよう、アフリカ全土が一丸となってこのイベントに力を注いでいるようだ。(c)AFP
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