2007年3月29日、スウェーデンの大型衣料品小売店「H&M」のニューヨーク店。(c)AFP/Getty Images Bryan Bedder
【ストックホルム/スウェーデン 21日 AFP】スウェーデンのアパレルメーカー「H&M」は20日、2007年の第二四半期の利益が31%増の30億4600万クローナ(約617億6400万円)に達したと発表した。
■新ブランドとオンライン・カタログが好影響
この増益は今年3月から数都市で展開された新ブランド「COS(Collection of Style)」大型新店舗の成功によるところが大きいという。
H&Mは「オランダでのオンライン・カタログの普及と、靴の売り上げも予想以上だった」とコメントしている。
■専門家の予想には達せず
利益率も2006年の22.3%から24.6%と上昇した。しかし、専門家が予想していた25%を下回る結果となった。
税引き前販売収入は30.9%に急上昇し、51億3000万ドル(約6196億5700万円)となったが、予想されていた54億2400万ドル(約6210億1700万円)には達していない。
3月1日から5月31日までの第二四半期における付加価値税を含む販売収入は17.9%の増の230億5500万ドル(約2兆8507億5100万円)。2006年同時期の190億9600億万ドル(約2兆3612億2000万円)より高い数字となった。2007年の上半期での総販売収入は430億2500万ドル(約5兆3200億4100万円)に上る。
■課半期の見通しは「かなり良い」
売り上げはおおむね順調だが、市場予測を下回る結果となった。ストックホルム証券取引所の日中取引でH&Mの株価は1.18%下落し417.5クローナ(約7456円)に。しかし専門家らは予想した数値が楽観的すぎたことを認めている。
Oehman investment bankのRolf Karp氏は、「市場予測は高すぎだったとようだ」とトムソンファイナンシャル (Thomson Financial)に語った。しかし「下半期の見通しはかなり良い」という。
■08年、待望の日本上陸
上半期を通し、H&Mは世界中に店舗を広げてきた。2006年の上半期は57店舗を開店、今年は6店舗を閉店したものの、83店舗を開店。現在、計1420店舗しており、1244店舗だった2006年よりも増加している。H&Mは2007年下半期の店舗数を明言しなかったものの、英国、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、米国を中心とした都市に95店舗を開店する予定だと述べた。
H&Mの日本第1号店は2008年に東京に開店する予定で、準備が着々と進められている。さらに、同年秋中に都内に2号店が開店するという。(c)AFP/Getty Images Bryan Bedder


