【東京 9日 AFPBB News】1952年の誕生以来、ボブ・ディラン(Bob Dylan)をはじめとした多くのミュージシャンや俳優に愛されてきたレイバン(Ray Ban)のアイコン的サングラス「ウェイファーラー(Wayfarer)」が、07年春夏コレクションとして復刻される。これを記念して4月25日、東京・六本木で写真展「UNCAT The Ray-Ban Wayfarer Sessions―偶像的ロック写真の歴史」が開かれた。

 レイバンのブランドカラーである赤色に照らされた会場には、ミュージシャン写真の第一人者である写真家ミック・ロック(Mick Rock)が、ウェイファーラーを身につけたロックスターたちを撮影した作品が並ぶ。ボブ・ディランから、プライマル・スクリーム(Primal Scream)のボビー・ギレスピー(Bobby Gillespie)まで、それぞれの個性と上手く溶け込み魅力を引き出す独特のフォルムと黒いレンズ。一連の写真からは、時代を超え多くの人に愛されてきたウェイファーラーというひとつのアイコンが浮かび上がってくる。

 ロック・スピリットに溢れるウェイファーラーに相応しく、会場内のステージではエアギターのパフォーマンスや立花ハジメ率いるバンド「THE CHILL」のライブが行われ、大きな盛り上がりをみせた。

 今回復刻されたウェイファーラーは、4色のフレームに2色のレンズで展開。レンズとアームにはレイバンのロゴがデザインされている。(c)AFPBB News/ミラリ ジャパン