- 2007年02月22日 01:42 発信地:イタリア


【ミラノ/イタリア 22日 AFP】07/08年秋冬ミラノ・コレクション4日目となる20日には、多くのビッグメゾンが新作を発表した。ボッテガ・ヴェネタ(Bottega Veneta)やアルベルタ・フェレッティ (Alberta Ferretti)は、通常どおり素材の持つ魅力を最大限に引き出す優美なコレクションを展開。その一方でプラダ(Prada)が提案したのは、伝統的なウール素材に現代風のひねりをくわえたワードローブだ。
■プラダ(Prada)
デザイナーのミウッチャ・プラダ(Miuccia Prada)は、ウールに独特のデザインセンスを落とし込み、モダンな冬のワードローブを生み出した。アウターにはキルトのような厚手のウール地や、光沢感のある素材を使用。緑、オレンジ、グレーのセーターや、カラフルなニットキャップも登場し、ショーに彩りを添えた。ふわふわとした毛足の長い素材、複雑なエンボス加工のドレス、ふさのような飾りのついた黒のコートなど、新たな素材を活かしたユニークなアイテムも目に付いた。
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■アルベルタ・フェレッティ(Alberta Ferretti)
アルベルタ・フェレッティは、黒、グレー、青、ベージュといった落ち着きのある色彩をエレガントでフェミニンなスタイルに仕上げた。今回のショーでフェレッティが最も焦点を当てたのは、素材使い。光を放つスパンコールや繊細な刺繍が施されたドレス、表面がモヘア風に加工されたコート、フェザーがトリミングされたドレス、幾何学モチーフが施されたドレス。テキスタイルの持つ魅力を最大限に引き出した、素晴らしいコレクションとなった。
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■ボッテガ・ヴェネタ(Bottega Veneta)
デザイナーのトーマス・マイヤー(Tomas Maier)は、サテン、ウール、カシミヤといった上質な素材を巧みに使用した。黒一色でも統一されたスタイルの合間には、グレー、ベージュ、ピンク、イエローといった淡いトーンのドレスが登場した。肩を大胆に露出したドレスの足下は、黒のタイツをコーディネート。ミニ丈のドレスは、ふわりとゆれる裾がフェミニンな印象を与える。
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■ジル・サンダー(Jil Sander)
ミニマルなデザインに定評があるラフ・シモンズ(Raf Simons)は、今回も無駄を削ぎ落としたワードローブを提案。ベルギー出身のデザイナーは、シンプルな色使いで構築的なシルエットを生み出した。なだらか曲線を描くケープや、直線的なラインのスーツなど、綿密に計算されたシルエットは強烈なイメージを与える。タイトなパンツや、光沢感のあるタイトドレス、ボディコンシャスなニットドレスも登場。足もとには、がっしりとしたヒールの黒いパンプスを合わせた。
アイテムの表情を引き出す緻密なプリーツや、ダーツといったディティールも、素晴らしい仕上がりだ。素材の持つ本質的な魅力を活かしたテーラリングにも、ラフ・シモンズの才能は発揮された。一見シンプルな黒のミニ丈ドレスも、プリーツが施されることでフレッシュな印象に。メタリックシルバーのドレス、ワンショルダーの白いワンピース、黒のクラッチバッグやミニバッグも登場した。徹底的なコントロールが行き届いたテーラリングが目を引く、エレガントでシックなコレクションとなった。
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■エトロ(Etro)
エトロでは、アールデコ調のモチーフや幾何学的なグラフィック柄に注目したい。グレー、黄土色、黒を基調としたカラーパレットには、青紫、エメラルドグリーンいった鮮やかな色彩が加えられた。ワンピースやスカートの他にもウエストワイドパンツやパーカも登場した。太幅や細幅など様々なバリエーションのベルトや、ロンググローブ、キッチュなネックレスといった小物使いも巧みだ。
写真はボッテガ・ヴェネタの新作を披露するモデル。(c)AFP/Filippo Monteforte
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