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07/08年秋冬ロンドン・コレクション>地球にやさしいクリエーション、若手デザイナーに定着 - 英国

  • 2007年02月16日 23:54 発信地:英国
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写真は2月15日、英国・ロンドンにて撮影。(c)AFP/ADRIAN DENNIS

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    【ロンドン/英国 16日 AFP】ロンドンコレクション期間中の15日、ユニークな取り組みの展示会「Estethica」が開催された。大英自然史博物館付近に仮設されたテントを舞台に、今シーズンは21組の若手デザイナーが07/08年秋冬コレクションを発表した。12組が参加した前シーズンと比較すると画期的な数字だ。

    ■地球にやさしいクリエーション

     「Estethica」参加デザイナーは、フェアトレードによって取引された素材、オーガニック素材、リサイクル素材などのみを使用するのが決まりだ。環境に配慮した素材で流行最先端のファッションを生みだすことは可能、という事実を証明することがショーの目的である。「今はまだ無名のデザイナーたちの集まりですが、近いうちに海外からもスタイリストたちが集まってくれるでしょう」と広報担当者。

     ジュエリーデザイナーのヴィヴィアン・ジョンストン(Vivien Johnston)が自身のアクセサリーに使用した金は、南アメリカの鉱山で採掘されたもの。同鉱山では、勤務規範と労働環境について厳密な規則が設けられている。また、採掘の際にシアン化物をはじめとした化学物質も使用されていない。「5年間ジュエリーメーカーに勤務していました。私の会社は中国やインドに次々と進出しましたが、現地で働く人々の労働条件は決していいとはいえないものでした」とジョンストン。

    ■若手デザイナーから広がるスタイル

     テラ・プラナ(Terra Plana)は、環境に優しい靴を製作。しかも、その靴はサンダルのような質素なものでなく、キャットウォーク上でも決して見劣りしないスタイリッシュな仕上がりだ。車のシートから回収されたレザー、クロム加工未処理のレザー、自然素材から抽出した色素で染められたレザーなどを使用したシューズやブーツが並んだ。広報担当者は「靴は非常に軽い素材で出来ているので、海外に卸す際も船から放出される二酸化炭素が削減できるのです」とコメント。

     「メイクピース(Makepiece)」は自分たちがトドモーデン (Todmorden)に所有するヒツジ60匹とヤギ20匹から採れたウールを使用。デザイナーのニコラ・シャーロック(Nicola Sherlock)は「私たちの作品は手洗いできて、ドライクリーニングに出す必要ありません。また、自然素材なので、いずれ自然に還ります」とコメント。

    ■スタイリッシュで現代性溢れる仕上がり

     作品は‘自然に優しい’という言葉が連想させるような、ヒッピーテイストに溢れたものではない。有力デザイナーたちの作品と同じく、スタイリッシュで現代性を感じさせる仕上がりである。

     同様の働きは、若手以外の間でも広がっている。「ノワール(Noir)」を手掛けるデザイナーのピーター・イエンセン(Peter Ingwersen)はウガンダの契約農園で生産されたコットンを使用したテキスタイルを、自身のブランドや他のラグジュアリーブランドに向けて卸している。「この農場では、素晴らしいコットンが作られています。このプロジェクトはエイズやマラリアに対する運動も支援しています」とイエンセン。

     「ノワール」(noir)で使用される素材の70%は環境に優しいプロセスで制作されている。また、残りの30%も、汚染行為とは無縁だとイエンセンは加える。写真は2月15日、英国・ロンドンにて撮影。(c)AFP/ADRIAN DENNIS

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