【リオデジャネイロ/ブラジル 1日 AFP】サンパウロ・ファッションウィークは来年1月に行われるショー期間中、「拒食症と過食症防止キャンペーン」を実施することを発表した。
この決定は2週間前に拒食症が原因で亡くなったブラジル人モデルのアナ・カロリナ・レストン(Ana Carolina Reston)さん(21歳)の事件に起因する。アナ・カロリナさんは撮影のため、パリに出発する直前、栄養失調による感染症で亡くなった。
■拒食症・過食症は一般的な現代病
ファッションウィークのコーディネーター、パウロ・ボルジェ(Paulo Borges)氏は「拒食症と過食症はトップモデルの問題ではなく、現代病として一般に広がる恐れがあります。食事や栄養問題について今まで以上の関心を持ってもらう必要があります」と断言する。
ボルジェ氏はサンパウロの日刊紙「Estado」に発表と同時に「25年ファッション界で仕事をしていますが、アナ・カロリナさんの様なケースはこれまでなかった」と説明した。
アナ・カロリナさんは死亡前174cmに40kgの体重であった。13歳からモデルを始め、ある時期からリンゴとトマトしか食べなくなった。
このキャンペーンはファッションウィークのホームページを通して告知される。
■ファッション界の各ジャンルトップが集結
アナ・カロリナさんが死亡した翌日、サンパウロではモデルエージェントとデザイナーが集まり、キャンペーンについて話し合われた。トップモデルエージェントの「フォード(Ford)」の経営者エスダド・デニズ・セスぺデ(Estado Denise Cespedes)氏は「キャンペーンのアイディアはとても素晴らしい。モデルを夢見る若い女性へ良い道しるべができれば」と話す。
■健康診断を義務付け
セスペデ氏は13歳から17歳までのモデルに健康診断を受けさせるため、サンパウロ連合大学の病院との先日契約を結んだ。ファッションエージェントはトップモデルがショー前に健康診断証を見せることを義務付ける事を決定した。
写真は、2004年春夏サンパウロファッションウィークの様子。(c)AFP/Mauricio Lima
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