【パリ/フランス 27日 AFP】パリ最高裁は大手化粧品メーカー「ゲラン」(Guerlain)の新香水アンソレンス(Insolence)の瓶が既存のモデルに類似しているとし、10月23日に起訴した。最高裁は問題となった瓶のオリジナルデザインを行ったと言われるデザイナー、ジャン・クロード・カルディエ(Jean-Claude Cardiet)氏により召喚状が提出されたと推測する。新香水はアメリカ人女優ヒラリー・スワンク(Hilary Swank)を起用し、8月に発表されたものだ。
カルディエ氏は3つの半球によって積み上げられた、アンバランスな印象を引き出す同様の瓶をデザインした。最高裁判長クロード・バレ氏は10月20日「ゲラン側には何の権限もなく、同氏がデザインしたものと同じデザインを市場に広めた。」と決裁した。
これにより、最高裁はゲランにカルディエ社の著作権及び瓶の制作者であるカルディエ氏への道徳的権限を侵害したとしてアンソレンスの名で市場に出ている香水瓶の全ての生産を禁止した。
これを受けてゲラン側はAFP記者にこの決裁が不当なものであり、通告を受け次第上訴する予定だと語った。
写真は、2006年4月10日に撮影されたもの。(c)AFP/JEAN AYISSI